Tr2-2 Ancient visionary


深い、深い、深い、深い、深い、
とおくとおく深い底で、
さざめいている。

さわさわ.
さわさわ.
さわさわ.

さざめいている。
ささやいている。

粒めいた泡が、
泡めいた粒が、
深い深い底から次々と上を目指していく。


  思い出したか?
  それとも知ったか?


響く。
不穏に、揺らぐ。


  知っただけか?


さざめきが、どよめくようにうねる。
驚愕か、威嚇か、怯えなのか?


  「---------、
   -------------。
   ----、-------、---------。
   ---------。」


きこえる、ではなく、
きこえない、でもなく、
諭されるように続く、これは、言葉なのかどうなのか?
言葉とはどういう定義であったろうか?

ふとそれが途切れた先に、
何かとてもとても強い衝動があるのを感じた。
憧れのようなもの、飢餓のようなもの、
そしてそのどちらでもないものが、
ただひたすらにとおいとおい上の方を求めていた。

一瞬の停止が起きた。
その停止は、
爆発力のための停止で、
苛立ちのための停止で、
あきらめの停止で-----。

止まらないさざめきが、少し、悲哀の色をまとわせた。

それでも、


  「--------------。」


ああそうだとも。
さあ。

目指そう。

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2014-03-02 : 一週間の夜の音楽 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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かざみ

Author:かざみ
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