誰もいない誰かの場所


昔から、
誰もいない空白のスペースにいるのが好きで、
見つけるのも得意でした。

屋上への階段の手前、
誰も使わない渡り廊下の端、
誰かの家の半地下ガレージ、
マンションの屋上、
共同住宅の階段、
誰もいない公園。

そういうところで、
雨を眺めたり、空を見上げたり、
本を読んだり、音楽を聴いたり、
ものを書いたり、考えごとをしたり、
そういう、
地縛霊みたいになる感覚が好きでした。

今、なんだか廃墟めいた団地の階段に座って、
飲み物を飲みながらぼんやりしています。

何も変わっちゃいないのです。
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2014-08-28 : 日々雑記 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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