現代のクラシック


音楽の世界にも、芥川賞、というものがあります。
今日はそれの選考演奏会へ、サントリーホールへ行っておりました。

サントリーホールは随分お久しぶりですが、
いいなぁやっぱりいいなぁ。
小学生の頃とか散々行ったのでなんか落ち着きます。


一昨年の受賞者の新曲を聴いた後に休憩、
それから本選の3人の曲を聴くという形だったのですが、
流石現代音楽なクラシックは面白い面白い!!

休憩直後に何の区切りもなく演奏が始まり、
しかもそれがジョン・ケージリスペクトのおかげで、
実はずっと演奏の一環っていう……
曲の途中にチューニングしたりするんですよw
その後の2曲もそれぞれに独創的で、
違う個性の選考でした。

指揮者のスコアはタブロイドサイズでめくる度にばさりと鳴るし、
コントラバスは踊るし、
手巻きの発電機にしか見えない楽器があるし、
演奏者が突然グラスの縁を撫でて音を出したかと思えば乾杯するし、
弦を千切るかと思うようなピチカート、
弓で楽器を叩く音、
指揮者は木魚も叩きました。
ちなみに演奏は新日本フィルです。

現代系のクラシックは何がいいって、
私の好きな楽器たちが元気なことですが、
最近その流れは東京音楽コンクールにも来ているそうで、
今年の管楽なんて、フルートとクラリネットが全滅、
ファゴット3本とオーボエ1本で本選争いだったそうです、
行きたかったーーー!!!
そういや、一昨年だったかの弦もヴィオラが優勝で、
優勝者お披露目コンサートをうきうきで見に行きました。

閑話休題。

3曲の個性があまりに違い過ぎ、
古川日出男と佐藤亜紀と平野啓一郎を比べるような無理難題(←私の勝手な連想です)で、
選考委員の一人が
「予選57曲からこの3曲を選んだんですが、自分たちでハードルを上げてしまいました」
という程の違いっぷり、
選考委員は3人、曲も3曲、
演奏会後の講評を経て選ばれるのですが、
選考委員の意見が完全に割れまして、
司会の方曰く
「25年の選考の歴史の中で今回が初」とのこと。
選考委員も司会も観客も、
「どうすんだよこれ……」
と途方に暮れましたw

まぁ結局丸く収まり、
私個人の評価と先生方の評価が概ね同じだったので、
個人的に大満足です。

ちょうど読んでいるものも今年の太宰賞候補たち、
「新人賞の考え方」
みたいなものにどっぷりと浸かった一日でありました。
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2015-08-30 : 日々雑記 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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