三日目:松江(追記あり)


ついに最終日。


朝起きて、また朝風呂してからの朝ごはん。
窓から宍道湖を見たら、蜆採りの船がたくさん出ていました。
自分はもともとは蜆嫌いなのですが、何だか旅行中に食べた蜆はさっぱりしていて、
淡水だからか小ぶりだからか、どっちかなー、と思いながらずいぶん食べました。

で、朝ごはん。
私は普通の朝定食、母は名物の鯛茶漬け定食。
朝から幸福。
特に鯛茶漬けは絶品!
土鍋炊きご飯に、鯛そぼろ・黄身しぐれ・白身しぐれ・大根おろし・わさび・海苔・葱を乗っけて、お出汁を掛けていただきます。
私も半分貰いましたが、出汁の美味しいことと言ったら……!!
私の方の定食では、海苔の代わりに板状のわかめが付いてきたのが美味しかったです。
初めて食べました。

荷造りをして宿に別れを告げ、まずは観光物産館へ。
コインロッカー無料なんだもの。
ぐるりと簡単に見た後、その真横の松江城へ。
国宝に認定されたとのことで、全体がとにかくお祝いムード。
当然のようにかんかん照りの当日、そびえたつお城の美しさよ。

時間が心配だったのでさっとしか看板見られませんでしたが、
どうも、松江城は戦火に巻き込まれたことが無いご様子。
母娘の見立てでは、
「気立てが良すぎて誰からも嫌われないで守られる」
「交通の要害でもないし人が穏やかだから喧嘩売られる気もしない」
ではないかと。
勝手な見立てですが。

今まで母娘が旅行に行くたびに小学生や幼稚園児の群れ、
私に言わせると「ひよこたち」に囲まれるのですが、
今回も囲まれました。
(書いてないけどばたでんでも囲まれた)
遠足日和、楽しそうでした。
幼稚園児も城内の芝生でお弁当食べてた、いいなぁ。

だもんで、天守閣へ登るときも、
小学生相手のガイドさんのシンプルな説明を片耳で聞きながらの鑑賞。
そして相変わらず屋根撮りまくってました。
いや、他も井戸とか塩蔵とか面白かったけど、暗くて……。
展示資料の中では、個人的にお気に入りの兜や刀の鍔の写真がたくさんあります。

さて、天守閣。
いやーーーーー、どこのお城に行っても、
やっぱり天守閣はいいですね!!!
一国一城の主になりたいという人がいても仕方ないね!!
南に宍道湖、北に山。
下は穏やかだったのに流石に天守閣は風が強かったです。
気持ちよかった………。
見下ろす城内のまた整っていること!

松江には「風流大名」と言われた人がいて、
その人が茶道を極めに極めた結果、町がお抹茶文化なんですね。
そりゃ洗練もされるわ。
城下町なのに無骨さを感じないのはその辺もあるのかね、
などと喋りながら、
折角なのでその風流大名ゆかりのお寺へ向かいます。

あんまり広くはない歩道を歩いていたら、
向かいから歩いてきたおじいさんが、す、と横へ退いたので、
何かあったのかなー、と思ったら。
……いかにもな旅行荷物の我々を先に通してくれただけでした。
驚いた驚いた。
ちゃんとお礼も言いましたよ。

さて目当てのお寺に着き、
観月庵という茶室を見て(入室は禁止)、
お抹茶を頂いて(ちょうど松江城の抹茶碗で嬉しかった)、
ご朱印を頂いて(ご朱印帳を置いてきた母が歯ぎしりしてた)、
てくてく戻りました。

茶道っていうのはやっぱり本質的に男系の文化だよね、
女系だとこうはならないし、
とか、
しかし何処に行っても花が活けてあるのに全部生花だね、
とか、
やっぱり何処に行っても不動明王に会うのは武家社会の名残かね、
とか、
そういう事を話しながら車道を渡ろうとして、
「あの車が通り過ぎたら渡ろうか」
と言っていたら。
……後続も対向車もいないような車道で、
若いおねーさんが我々を渡らせるためだけに停車してくれました。
ああ驚いた。
ふかぶかお辞儀。

さっきのおじいさんと言い、今のおねーさんと言い、
そもそも旅行中に会った全ての人々が、
「ああお気になさらずどうぞどうぞー」
みたいな感じで、
当たり前のように気を使ってくれるんですよ……。
全然押しつけがましさもなく、嫌がりもせず、
気を使うのが当然のようにもの凄い手間をかけた親切をしてもらいまくりました。
焦ることのない人たちというか、
心の余裕がないとああはなれないよなぁ、
と、ちょっと大乗仏教じみた精神性を感じました。
本当に旅行中、感心してばっかり。

預けた荷物を回収して、
最後にお土産の買い残しが無いように数ヶ所寄って、お買いもの。
これもさー、
民芸とか手作り体験のできる工房に寄ったら、
凄くセンスのいい、都内なら5000円はしそうなものが、
1600円とかで手に入るんですよ……
本当にどういうことなの……。
あまりのことに、「ネット通販とかやってませんか?」って聞いてしまいました。
やってないといわれてちょっとしょんぼり。
まぁ、やったら大人気になっちゃってクオリティやバリエーション下がりそうですけど。
だからなんで島根は関東じゃないのかと(以下略)

買い物も終了し、飛行機なので少し早い目に空港へ。
ちょっと風が強く、少し遅れての出発。
見送りデッキで、全身でバイバイしている二人組がいたので、
知らない人だけどちょっと手を振りました。
整備員さんも手を振ってくれました。
離陸した瞬間がちょっと淋しかったです。

帰りは段々暗くなる時間、
しかも雲多め、だったのですが、
最後の最後に、雲と雲の隙間の夕暮れに、
富士山のシルエットがくっきりと見えました。
最後まで何だか恵まれた気分だったなぁ。

「あー、引退するなら島根に住もうかなぁ……」
とか割とガチで思いました。
都外に住む候補、今までは諏訪一強だったのですが、
ツートップです。

松江は最終日のおまけ的扱いで小泉八雲関連に回っていないので、
次回は是非その辺りを目指して行こうと思います(←行く気満々)
あと、ばたでんの自転車借りて、ワイナリーと旧大社前駅も行かないと!!

ありがとう島根、
そしてありがとう、この死ぬほど長文を読んで下った皆様。

そして、食べ物の話題に移動して〆ようと思いますw

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2015-10-10 : 日々雑記 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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