一人花見(追記あり)


父方のエピソードが全体にキャッチ―過ぎるので陰に隠れがちですが、
勿論母方の影響もたくさん受けております。

代表的なのは「港町が好き」という祖父の好みのダイレクトっぷりですが、
そんな祖父が大学時代にはワンゲル部にいたらしく(最近知った)、
実は山も好きだった説が浮上してきました。

更に、私が「吉野吉野」と騒いでいたら、
祖母が亡くなる直前に、夫婦で吉野に行くという話をしていた真っ最中だったことが発覚。
母方祖父母は二人とも桜の直後に亡くなっていて、
桜と縁深いんじゃなかろうかとひっそり思いました。

という訳で、花見です。
今週末が一番の見頃とニュースになっていた吉野です!
部屋から片道2時間。
ちょっとした花見旅行。
以下、長文なのでたたみます。


昨晩が遅番だったので死ぬ気で起きても、
身支度したりしたら何だかんだで着いて昼近く。
雨は降っていませんでしたが、花曇り。
花曇り好きなんで構いませんが。

着いて早々の感想。
「山が白(&ピンク)……。」
ニュージーランドのエニシダ(だったと思う)レベル。
圧倒的に緑が駆逐されてる山。
お、おおう……。

さて。
開花状況くらいしか調べずに行きましたが、
途中で花祭りであることに気付きました。
ひゃっほい。
ひとまず登り、食べて見たかった葛うどんを食べてから本腰。

まずは金峰山寺に行ったらば、
花祭り自体はやってなかったのですが、
秘仏公開中&観桜奉納会。
ひゃっほい!
秘仏より増長天の方が好みだったのは内緒です(笑)
奉納演舞の方は、鼓と鈴木と鈴と撥の使い方が、
ほぼドラムセットと言うかティンパニストと言うかパーカッショニストと言うか、
非常に和楽器らしからぬ感じが物凄い面白かったです。
演舞で能面が左半分だけってのも初めて見ました。

その後は、眼と鼻の先の吉水神社、
南朝に縁の深い神社です。
何せ皇居。
神社内に邪気払いのやり方が書いてあるのですが、
堂々と「ドーマンセーマン」とか書かれてると笑いそうになって困ります。
印の切り方も丁寧に解説されており、
リアル中二は来たら大変な事でしょう(笑)
「一目千本」という見晴らしの良い場所があって、
こと寺社に関しては豊臣家いい仕事してます。

それからたらたら歩いてたら、
今度こそ花祭りやってるお寺を横道に発見。
大根炊いたのと甘茶をふるまわれました。
実は甘茶を始めて飲んだのですが、
あれは本当に「甘茶の木」という木の葉っぱだそうで、
アマチャヅルとは無関係、額紫陽花の親戚だとか。(見るからに紫陽花の木)
飲み口はほとんど冬瓜茶でした。
こうして謎の雑学が増えていきます。

さて、土産物屋を冷やかしながら歩いていたら、
お豆腐屋さんの出店が出ておりまして。
件のお豆腐屋さんが無くなって以来豆腐の消費量が減っているわたくし、
大喜びで冷奴。
を食べたら、
「おから無料でお持ち帰り可」
とかあったのでぎゅうっぎゅうに詰めてしまいました(笑)
雪花菜にしようと思いまして。
荷物が一つ増えた、しかも生もの、とあって、
ビニール袋が欲しかったので通りすがりの乾燥椎茸も購入。

不審火で焼けてしまったという勝手神社の境内に、
しかしちょっと滅びの風情が美しく、
しばし色々思ってから次、
何かやかましくて楽しそうな気配を感じて桜本坊へ!

山伏ルックの方がたくさんいて、火を焚いてほら貝を吹いて、
さて、護摩を上げているのだろうと思えばさにあらず。
火を解体し始めました。
どうやら火渡りの準備をしております。
「一般参加ご希望の方はー」
「!?」
いやぁ、やるしかないでしょう。そりゃあ。

以下、火渡りの手順。
・井桁に丸太(杉?)を組んで、中に燃料入れて燃やす
・井桁燃える
・十分表面が燃えた井桁を解体して筏状に並べる
・両端を金具で固定
・上部に灰を掛ける、竹で叩くなどして火を消す
・入口手前に清めの塩コーナーを作ってから筏状の丸太にも撒く
・般若心経唱えながら左足から渡る
まぁ、最後のはたまたま私は唱えてしまっただけで省略していいんでしょうが。
山伏さんたちずっと読んでたし。
山伏ってどうやったらなれるんですかね。

ここの山伏さんたちが妙にあけっぴろげと言うかフレンドリーと言うか、
厳かな様子が一切なく、
「えー、ここには八大龍王と薬師如来のご加護がありまーす、
 心配しないで大丈夫でーす」
「不安やったらイケメンのエスコートがつきますよって、
 ああ、指名料は掛かりますけどな」
とかいうノリだったのがすっごい面白かったw
そんなに熱くなく(煙い方が辛かった)するするっと渡れました。

さてさて、遊んでたらそろそろ日が傾いてきたので、
上千本(奥・上・中・下に大体分かれている)の中にある、
水分神社で引き返すことにしました。
これがまた滅多に見ない好みの神社で、
桜は勿論ですが風情が非常に好み。
とても落ち着いた空間で創建は不詳のこの神社は、
今度は秀頼に縁が深い神社です。
秀頼、いい仕事した。

降りる途中の、お婆ちゃんがやってる茶店で葛切りを食べて、
ちょっと雑談。
「二週間前に来た」と言ったら
「いい時期に来たねぇ」と言われました。
私もそう思います。
自家製生姜入り黒蜜と蕗の佃煮、美味しかったー。

それからのそのそと山を下ります。
来た時には花曇りだったのがいつの間にやら日が出ていて、
段々空や雲までピンク色になってきて、
果ては目を下ろすと見下ろしたコンクリートや影までピンクになっていて、
何だかとっても桜闇な気持ちになりました。
桜って絶対陰性で妖性ありますよね……。


ところで上述の「雪花菜(きらず)」。
私はいわゆる「卯の花」「卯の花和え」の事を「雪花菜」と呼んでいたのですが、
実際のところは
おから=卯の花(関東)=雪花菜(関西)
だそうです。
それが発覚したのには上方落語家の話からで、
「確かに、今まで雪花菜って言って通じたこと無いわ」
とか思いつつ、
最近、お互いにあまり接触しない母とその弟である叔父が、
二人して落語にどはまりしてるって話を思い出しました。
やはり血は争えない様子、
おあとがよろしいようで。


よろしくなかったっ!!
書き忘れ。
土産物屋さんで、ガチほら貝売ってました。
私は金欠で買えませんが、
是非誰か、余裕のある方、買ってみてください。
そして私に吹かせて下さい。(爆)

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2016-04-08 : 日々雑記 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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