妄想癖と夢見癖とものつくる


夢を見ながら起きていることが結構ある。

夢を覚えている、という話とはちょっと違って、
頭の中が二分割されていて、
片方が普段の自分の延長をしていて、
片方が夢を見ている。
こういう時は、例えば眼を開いてもまだ脳内で夢を見ていられる。
脳のスクリーンが二つ同時上映をしている。

そうでなくても妄想癖があるから、
そろそろ夢と妄想と呼び分ける地点が判らなくなってきた。

とはいえ、やっぱり横たわっていた方が夢(妄想)は見やすい。

そして、気に入った妄想は結局ものづくりに昇華したくなる。

という事で、延々横になって夢(妄想)を見続けて、
しかし書き出そうと思うとこれが物凄く難しい。

あの極彩色の草原、
重い蒼の上着、
茶色く寄れたタンポポの茎、
赤と白のはしごリボン、
目次。

さっきまで、
「夢の中に存在している本」、
物凄く好きな作家(実在)の本(非実在)の目次を見ていて、
その目次を元に更に夢の中で夢を見始め、
「目次から自分が勝手に再構築した物語」を書こうとしていて、
再構築している途中で色んなものが尽きた。

いつかのポークソテーの話と同じで、
この本は実在しないので、
「作中昨を想定してさらに同人誌化する」
に近い状況であるのだが、
まず目次を書こうとして心が折れて、
結局単語とイメージを羅列するに終わる。

絵が描けたら、
あの実在しない風景を描けるのだろうに。

あの美しい哀れな姫君を、
あの重厚な教会を、
老いた先代と力強い今代を、
みすぼらしい下男を。

そうして多分結局、
私が見た夢/妄想の美しさに悩まされながら、
自分の力量の足りなさに途方にくれながら私は書こうとするのだろう。

いつもながら不毛なものづくりである。
しかも今回は、実在の作者のイメージ付きである。
しかも大家。
我ながらどうしようもない。
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2016-04-22 : 散思考 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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