暗号のワルツ


以前、私のノートを見た先生のコメント。
「このノートは、完全に『自分が理解するためのノート』」。

それを聞いた時は
「え、ノートってそういうものでしょう?」
と内心首を傾げたのですが、
その直後に見せられた友人のノートが、
なんというか、
教科書とか参考書に近い書き込みっぷりで、
誰が見ても伝わるような書き方をしてあって、
「あーなるほどそういうことか」
と理解しました。

もともと板書の丸写しとかあんまりしない方で、
写すとしても自分なりのルールで書き写してました。
あの先生が赤のチョークを使うのはこういう時、とか、
そういう癖と自分の見やすさを対応させていたというか。
あと、板書って結構あとから書き込みが増えたりするので、
結構しばらく写さずにいて、
ある程度溜まってから一気に自分なりに整理して書き写したりとか。

そういうノートの取り方の延長として、
私のメモというのは客観的に見て非常に妙だと思います。

現在仕事でPCを使っているのですが、
基本的に私はマウスを左で使うので、
右手にはボールペンを持ちっぱなしです。
社内だと結構、
メモもPCのテキストでやってる人見掛けるんですけど、
だってそれやると両手ふさがっちゃうじゃないですか。
あと、誤変換とかめんどい。(笑)

そうして相変わらず時代錯誤にも紙にペンでメモを取るスタイルなのですが、
自分さえ分かればいい式のメモなので、
多分傍から見るとなんのこっちゃです。

ついでに言うと、
私はずっと同じメーカーの手帳を使っているのですが、
それに対しての書き込みルールも15年ばかり変わっていないと思います。
ただし、傍から見て相当意味不明だと思います。
用事の内容と記述法や単語が何の接点も無かったりしますからね……(遠い目)

二次的に誰かが読む物ならともかく、
自分のための物なら自分さえ解読できればいいじゃない、
というスタンスなので、
多分こういう書き方は永遠に変わらないでしょうが、
時折、

自分の暗号を他人向けに解説せずに話せたら楽だろうなぁ

とか思ったりします。
いや、別の肉体の時点で無理なの分かってますけど。
分野違いの友人を10人くらいフュージョンさせたら……
無理かなぁ……。


実のところ、
延々とブログを書いてるのはそういうところが根っこな気もします。
一人でもネタを拾ってニヤッとしてくれる人がいればいいなぁ、とか。

そういう訳でたいていいつも何がしかネタが仕込んであるのですが、
果たして何人気付いてらっしゃるのでしょうか。
知りたいような、知りたくないような。

自分で仕込んだネタを解説するとか、
ほぼ罰ゲームなのでやりませんが。
気になった方はそっと耳打ちしてくださると私が喜びます。(笑)
2018-07-04 : 日々雑記 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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本日の後悔



「LANケーブルが
 
 抜けなくなった結果、

 ニッパーでケーブルの根っこを

 ぶった切られた

 ノートパソコンのLAN差込口を

 写真に撮り損ねた」


そうそう拝めるもんじゃねーぞ!!!(爆)
今まで一言も話したことのない後ろの席の人が、
思わず振り返って
「……えっ?
 今、LANケーブル切りました……?」
って呆然と言ってました。

ところで今日一本ダメにした分、
明日補填されてるのか不安しかないんですが。(汗)
2018-06-28 : 日々雑記 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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母娘の場合


母の職場は銀座で私は浜松町で、
さてご飯に行こうと相談をすると、
それでは日本橋、という事になる。
銀座は最早うるさすぎて嫌だ、
未だに大人らしく過ごせるのは日本橋だ、と母は言う。
東京っ子だなぁ、と思う。
かくして、東京ガールズは日本橋で合流する。
ちなみにこの場合の「ガール」は若さの表現ではなく、
独身女の意である。
離婚未婚の区別なく、「ミス」に相当させているだけだ。

待ち合わせ場所に丸善などという、
活字中毒ならびに文房具ヲタ入り気味の人間に対する危険地帯をセレクトされる。
しかも、私の方が先に到着する。
万年筆のインクたちによろめく。
新刊本は片っ端から図書館に予約する。
挙句母は仕事が押してしまい、私は検索機にかぶりつき、
在庫僅少な本を目を皿にして探し始め、
見つからないまま母は到着し、後ろ髪を引かれながら丸善を後にする。

予約の取れなかった店にしかしするりと入れ、
母にとっての義父がお気に入りだったという店でおでんを食べる。
酎ハイと日本酒で私の転職を祝う。
初任給プレゼントとして日傘を買ってきたのだが、
あちらはあちらで、お祝いに日傘を検討していたらしい。
やはり血肉は争えん、と思うのだが、
しかし同じ文脈として、
自分が買いたいだけの実用不本意なお土産を貰う。
私は栞を使わないと何度言えば覚えるのか。
柄が好みなのが小憎たらしい。

血肉と言えばやはりメシと飲み物の話になるが、
私のお茶好きは突き詰めると母方の血筋である。
お茶好きが高じて10歳くらいでペットボトルのお茶がまずくて飲めなくなり、
当時にしては早くミネラルウォーターを飲み始めたのだが、
我が家の水筒文化&ミネラルウォーター文化の速さは母娘の密かな自慢である。
速すぎて当時馬鹿にされたというのもいつもの話だが。
適当なおでん5種をつまみながら、
しかし母が私のおでん的好物がちくわぶだという事を思い出し、
格別おでんが好きでもないせいで忘れていた私も思い出し、
追加注文する。

ところでこのおでんは随分と甘めである。
母が憤る一歩手前に、何度も何度も「甘い」という。
「前はこんなに甘くなかった」とやたらと悔しがるのを、
「そういうのを繰り返すのは野暮なんじゃないか」
と野暮を何より嫌う母に私が正面から槍を刺す。
が、お陰でしょっぱいものが美味しい。
母の母、私の祖母は糠漬け名人だったのだが、
二人して漬物をパリポリやりながら祖母の料理の、
言ってしまえばロストテクノロジーについて語り合う。
女系の文脈として、「母の味は越えられない」が我が母方には脈々とある。
祖母は曾祖母のいくらの醤油漬けに勝てず、
母は祖母の漬物やチャーシューに勝てず、
私は母の中華料理に勝てないのだが、
私はせめて祖母の赤飯だけはいずれ再現したいという野望がある。
祖母の料理上手のお陰で、私はよその赤飯を旨いと感じたことが無い。

〆に頼んだメシはご飯に煮豆腐を乗っけたシロモノで、
甘辛くて美味しい。
母曰く「子供の好きそうな味」だが、
そして私が子供の頃から好きな味でもあるが、
子供向けの雑誌などの「好きなメニュー特集」と意見が合った例がないので、
いまいち正しいのか判断はつかない。
取り敢えず、メシをつまみに日本酒を飲むという、
自分としては邪道中の邪道なのだが、
煮豆腐と、別に頼んであった焼きたらこで飲んでいたことにして自分を騙す。

会計はおおよそ割り勘。
母と飲むと割り勘率は結構高いのだが、
別段私としては嫌でもなく、
むしろ母が祖母と私とご飯に行く度に、
「いいから私出すのに!!!」と悲鳴を上げるのにもかかわらず祖母が財布を開けていたのを見ているので、
出させてもらえるのも孝行と思っている。
親孝行の形は相手による。
母としては一応
「そんなに要らないのに」
という体裁を取り繕おうとするので、
うふふふ、とくふふふ、の中間の笑い方をしながら、
「毎月5千円分、定期代多く貰ってるから」
と解説すると眉間が緩む辺り分かりやすい。
大体においてどういういい話をしようが水を掛けてくる人なので、
感情論よりカネ感情の話をした方が早く済む気がする。
考えようによっては一周周って楽な人である。

お互いに明日があるので仲良く駅で別れる。
今日も良い飯と良い酒でありんした。
2018-06-27 : 日々雑記 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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針と糸欲求


私がクオリティも考えずにざくざく物を作るのは皆様ご存知の通りですが、
おおよそ3パターンほど前段階がございます。

・欲しい機能orデザインのモノが存在しない時
・シンプルなデザインのモノにデコレーションしたい時
・単にやりたい作業の熱量がすごい時

のどれかです。
最後の奴はもう手法以外のほとんどに興味がないので、
それなりに妙なことになります。

そういう訳でー……

現在、何かもうどうでもいいから針と糸が恋しくて困ってます。
ヤフオクで気に入ったデザインのクロスステッチに入札したら、
被せられて落札できず泣きを見ました。
二回も。涙。

我が家には刺繍糸の色数が圧倒的に足りないので、
キットを買うのがいいんですけど、
手芸屋さんで探すと柄が気に入るの無いんですよねー……
意外と高いし……

あーもうあーもう、
革小物でもいいんだけど採寸して切り出さないとだし、
穴開けるの面倒!!!

とか思いながら、とりあえず耐えかねて刺し子のキットをネットショッピングで注文し、
また別のクロスステッチのキットに入札しています。

なんかこう、手法に対する最大瞬間風速が異常なんですよー……。
性格が大雑把だから普通の縫い物できないんですよー……。
でもちくちく縫い物がしたくてしたくて辛い……。

本当は、人に依頼された小物を放置してる分際で言えた義理ではないのですが。
型紙作らなきゃ……。

こうなると時々、
ものづくり自体が趣味を通り越して単なる宿痾なんじゃないかと思います。
2018-06-25 : 日々雑記 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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貰って嬉しい


昨日は、
先日内祝いをくれた友人と横浜の美術展

移動して父の家で飲み会、でした。
濃いっっっ!!!

最近は美術展と言えばメインに誰かを据えたものばかり行っていたので、
ああいう企画展は久し振り。
途中から出て来る作家の豪華さに戦慄しまくってました。
俺得すぎてもう……!!!!!

博物館とか美術館に家族以外の人と行くと、
大概時間間隔が合わなくなって迷惑を掛けるので避けてるのですが、
友人はその旨快諾してくれたので遠慮容赦なくじっくり見られました。
友人、2回目だし(笑)

ゆーっくり一周し、同時開催のコレクション展も見たんですが、
ここにもドツボな作品がいっぱい。
コレクション展は撮影OKで、
大好きな絵の撮影が出来てカメコ状態になってましたw

取り敢えず一周終わってからカフェで軽食を取り、
雑談兼感想会してからミュージアムショップで少しお買い物。
自分用に若冲の扇子、母用に折り畳み日傘。
父用にはなんかピンと来るもの無く見送り。

帰る前に友人ともう一回周り、感想戦(実践編)。
あんなに濃い美術の会話したの久々で楽しかったーー!!!
裸婦像のポージングを真似して撮影できるスポットがあり、
友人がやりたいというので、
私は懇切見比べて調整を掛けながらカメラマンしてました(笑)


さて、友人と別れて移動して、父の家では恒例の宅飲み。
今回の特集は青森県。(毎回都道府県縛りになる)
いちご煮と、みずのこぶ(?)、美味しかった♪

ところで、途中で
「お前にやるよ」
と父がごそごそ色々取り出しまして。
「まずこれ」
「うん? ああクオカードか、ありがと」
「で、これ」
「うん、
 図書カードだーーーー!!!!!
 ありがとーーーーーー!!!!!

「(にまにましつつ)あとこれ」
「んーと………お、おこめ券……? 初めて見た……」

図書カードを貰った時の反応は、
恐らく確実に幼稚園とか小学校の時と同じでした(笑)
お米券は、祖父方の家から香典返しで来たとのこと。
(農家筋なので)

世にプレゼントは色々あれど、
私を最高に喜ばせるものという意味においては、
500円でもこれだけ大騒ぎする図書カードのヒエラルキーはすごいです(笑)

図書券の100円券が無くなっていくところも、
図書券が図書カードにかわっていくところも悲しみつつ見ましたが、
形態は変わっても仕方ないけど図書カードの存在は消えないで欲しいと切に願う活字中毒者でありました。
2018-06-24 : 日々雑記 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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プロフィール

かざみ

Author:かざみ
つれづれなる海月のような生き方を目指しております。

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